"体験学習型"放課後等デイサービス「テラコヤキッズ」

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【H30.8.9川崎教室ブログ】「毎年恒例”テラコヤ祭り”と真の目的”お金システム”」

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今週はテラコヤ祭り週間です。

毎年恒例行事で、
「射的」
「ヨーヨーつり」
「金魚つり」
「たこやき」
「きゅうりのつけもの」
「わたあめ」
「かき氷」
「その他」

などなど

日替わりでいろんなお店を出店して、
子どもたちが店員とお客さんになり、お祭りを楽しんでいます。

テラコヤ祭りは今年で3年~4年目になりますが、
以前とは活動の目的が異なっています。

3年前のテラコヤ祭りは、教室に保護者の方をお呼びしていました。

これは、子どもたちが店員になり、保護者の方に自分たちで作ったものを渡して、
「ありがとう」と言ってもらいたい、
がんばっている姿を見てもらいたい、
という思いと目的で、お祭りを行っていました。

その思いは今でも変わっていませんが、昨年から
『お金システム』
というものをお祭りに導入しました。



じゃじゃん


写真で見ると本物に見えますね^ ^

実は去年、川崎中の某100円ショップでこのおもちゃのお金を大量に買い占めました 笑


そしてこれ



テラコヤのお財布です。

このお財布は、電車やバスで外出する時にいつも使っているお財布で、

利用者全員分、用意してあります。

普段からこのお財布は実践で使っているので、みんなこれがどれほど大事なものなのか
子どもたちは身に染みてわかっています。

なぜなら、これがなくなってしまうと
バスや電車に乗れないし、何も買えないという経験を積んでいるからです。


このお金とお財布を使って、お祭りで好きなゲームをしたり、たべものを買ったりします。

たこやきは50円、射的も50円、かき氷は30円など

ものによって値段が決まっているので、お金がなくなると、好きなものが買えなくなってしまいます。


でも、欲しい。

じゃあどうするか…?

答えは一つ、

『お仕事』です。


最初の写真にもありますが、どんなお仕事(お手伝い)でも

1分できれば10円です。

5分がんばれば、50円なので、何かしら買うことができます。


欲しいものがある→お仕事をする→お給料をもらう→欲しいものを買う→それ売る仕事が生まれる


という循環が発生します。

これって、社会の仕組みですよね^ ^

不思議なことに、欲しいものや、好きなもの、やりたいことの為なら、

がんばることができています。

普段の調理活動はやりたくないという子でも、目的の為なら仕事をします 笑


でも、よく考えたら、私たち大人もそうやって生きていると思います。


長くなりましたが、今年は「お金システム」に力を入れようということで、
保護者の方に来てくださいとお声はかけていません。
(楽しみにしていた方、申し訳ありません)


ただ、子どもたちは「社会とお金の仕組み」を何となく理解し、

目的の為にがんばれば、報酬を得られる。

という体験をしています。

そして、それを楽しんでいる様子があります。


これが将来の成長や自立、生きる力に少しでもつながればいいなぁ


と思っている今日この頃です。




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