【 テラコヤキッズ川崎教室 5月のイベント 】
★SSL:毎週木曜日
東京から臨床心理士の先生を講師に招き、
ソーシャルスキルレッスンを行います。
講師の先生のまわりに集まり、
30分間、椅子に座って参加します。
おしゃべりが苦手でも、
身振りや顔の表情など、
豊かな表現力で楽しく参加しています。
普段と違う雰囲気で少し緊張しますが、
達成感があり、
終わった後の「おやつタイム」は
全員満面の笑顔です。
1か月ごとにテーマが決まっていて、
前回は「感謝の気持ちを伝えよう」でした。
★こどもの日イベント:1日(火)~6日(日)
大好評の手巻き寿司でお祝いします。
男の子も女の子もみんな大好きで、
調理中からワクワク、
期待で目が輝く特別メニューです。
大好きな「焼肉」や「卵焼き」など、
みんなで調理したら、美味しさも格別。
普段は食べない「レタス」や「キュウリ」も、
楽しい雰囲気につられて食べてみたり…。
「え~、家では食べないんですよ~!」と、
ご家族がびっくりすることも起きています。
★母の日イベント:7日(月)~13日(日)
大好きなお母さんへプレゼントを作ります。
指先を使う細かな作業も、
「お母さんが喜ぶかな?」と、
期待でワクワクしながらのプレゼント作りです。
今まで、ビーズハンガーやカードケースを作り、
ご家族へプレゼントをしてきました。
自分が作ったものを、
お母さんが使ってくれたら嬉しいよね、と考え、
毎回
“大人が欲しい本格的プレゼント”を目指しています。
今年は何を作って帰るでしょうか?
それは秘密です!
★フードコートへ行こう:27日(日)
持ってきたお金の中で、好きなものを選んで、自分で購入します。
その日の活動時間を考えながら、
できるだけお店がたくさん入っていて、
『選択肢』の多い場所を選んでします。
フードコートでは、
全員が一人ひとり自分でお店に並び、
「〇〇を下さい」と自分の希望を伝え、
自分でお財布からお金を支払う事が出来ます。
そして、
何を食べたいかを考えたり、
食べたいけど予算オーバーで、
「お金足りない~」と葛藤して諦めたりする中で、
お金の価値や使い方を学ぶことができます。
『選択する事』
『自分が決める経験』
そういう力が、
生きてくために必要だと考えています。
★リクエスト活動:14日(月)~18日(金)
28日(月)~30日(水)
どんな活動をするかは決まっていません。
その日のはじまりの会の中で提案してもらい、
当日の参加者全員で活動内容を決めます。
はじまりの会で、
スタッフが
「今日やりたいことがある人は手を挙げて下さい」
と投げかけると、
手を挙げて
「ラーメン」「羽田空港」「マラソン」等、
今日やりたい事を言ってくれるので、
その日の活動時間や
スタッフ体制を考慮しながら、
話し合いや多数決で
その日の活動を考えます。
最初は
人の前で
自分の意見を言うのが苦手でも、
お友達が
手を挙げて希望を言い、
希望が実現する様子を見て、
前の日に
家でご家族と話をして
リクエストの内容を考えたり、
勇気を出して
発言する力がついています。
また、
自分の希望が叶わない時に、
気持ちに折り合いをつけて
あきらめたり、
気持ちを
前向きに切りかえて
活動に参加する力が
育ってきています。
★調理イベント:21日(月)~25日(金)
調理をすることだけ決まっていて、
何を作るかは決まっていません。
その日の『始まりの会』の時に、
食べたい物や作りたい物を提案してもらいます。
話し合いや多数決で
メニューが決まったら、
必要な食材のメモを持って、
車や徒歩を使って
自分たちで材料を買いに行き、
陳列棚から材料を探し、
レジに並んで
お財布からお金を出して
会計をして持ち帰ります。
教室では、
スタッフの見守りや手伝いの中で、
本物の包丁や火を使いながら、
道具の安全な使い方を学び、
食材を見本通りに切るなど、
一緒に作業をしながら
調理します。
そして、
できあがったものをお皿に分けて、
皆でテーブルを囲み、
作ってくれた人に
「ありがとう」「美味しい~」と伝えながら
楽しい雰囲気の中で食べています。
*テラコヤキッズ川崎教室では、
調理を
“調理実習方式”ではなく、
“お手伝い方式”で
行っています。
そうすることで、
少しでも
調理に参加してくれた瞬間に
「手伝ってくれてありがとう」
「助かるよ」「上手だね」など
感謝の気持ちを、
言葉にして
自然に言ってあげられるからです。
「ありがとう」は、
子どもたちの有能感を育て、
自尊感情を高める
「魔法の言葉」
だと感じています。